「美しい味の茶」をコンセプトに茶作りをしている茶葉ブランド・EN TEA。
朝の目覚めの時、眠りにつくまでの時を、より豊かに過ごすための茶器と茶のセット「目覚めの茶器」と「眠りの茶器」を、1月10日(水)より伊勢丹新宿店のEN TEA直営店およびオンラインストアにて販売中だ。
上質な茶葉や器などを提供する茶葉ブランド
茶葉ブランド・EN TEAは、伝統工芸や工業技術に時代の空気を取り入れ再構築し、新たな日本の文化の提案を行うプロダクトプロデユーサー・プロジェクトプランナーの丸若裕俊氏が、パリ・ギメ美術館を舞台に日本茶で世界へ挑もうとしたプロジェクトをきっかけに始まったブランドだ。
美しい茶をコンセプトに、全国から茶葉や素材を厳選して仕入れ、茶の生産加工・開発を行い、全国の飲食店や老舗菓子屋、国際的なアートプロジェクトなど、ジャンルを問わず、現代の茶の愉しみ方を提案している。
様々な日本茶や紅茶、茶道具、茶器などを展開しているEN TEAでは、この度、茶器と茶のセット「目覚めの茶器」と「眠りの茶器」の販売を開始した。
美しい目覚めと上質な眠りのための茶
「茶は日々の営みを豊かに、人の暮らしに寄り添えるものであってほしい」という願いを込めて作った同セット。
「目覚めの茶器」は、朝の目覚めの時用なのでティーバッグではなく湯に溶かして飲む微粉末の緑茶「日茶」を用い、「眠りの茶器」は眠りにつく時用のものなので低温抽出することでカフェインを控えたリーフの緑茶「月茶」を用いている。
また、茶器は、日本を代表する色絵磁器・九谷焼の窯元「上出長右衛門窯」の上出惠悟氏が手がけた。
器それぞれに、必要な湯量がわかる目安として内側に輪線を描くなど、見た目の美しさだけではなく、使い勝手にも工夫を凝らし機能的に活用する茶器となっている。
「日茶」とセットになるのは、眠りから目覚めたばかりのような儚げな茶の花が描かれた「蕎麦猪口」。
「月茶」とセットになっているのは、深い眠りの中にあるような茶の花のつぼみが描かれた「汲出(くみだし)碗」だ。ユーモアと愛らしさがありながら、写実的な仕上がりとなっている。
「目覚めの茶器」は、緑茶「日茶」、「上出長右衛門窯」の「蕎麦猪口」、1杯分の容量(130ml)が入るミニサーモボトルのセットで9,020円(税込)。
「眠りの茶器」は、リーフの緑茶「月茶」、上出長右衛門窯」の「汲出碗」、菊の模様と亀甲模様に編み上げた美しい柄が特徴の「金網つじ」の茶こしのセットで15,400円(税込)だ。
何かと忙しく時間が過ぎていく毎日。1日の始まりである朝の目覚めの時、1日の疲れを癒す眠りにつく時、美しい茶器で、美味しいお茶をゆっくり味わうひとときを作ってはいかがだろうか。
「目覚めの茶器」「眠りの茶器」セット
(高野晃彰)