・収入に見合った物件を探す
・頭金を多めに準備する
・ローン完済時の年齢は70歳くらいまでにする
・年間返済額は年収の30%~35%以下にする
・勤続年数が1年に満たない場合は、勤続年数を重視しない金融機関を探す
・カードローンやキャッシング、分割払い、リボ払いなどを完済しておく
・親子リレーローンを利用する

銀行ローンが厳しい場合は「フラット35」を検討するのも1つの方法だ。フラット35は全期間固定金利の住宅ローンで、自営業者や転職して間もない人でも比較的審査に通りやすいと言われている。

もし審査に落ちてしまったら

もし審査に落ちてしまったら、他の金融機関を当たってみよう。審査基準は金融機関によって異なるからだ。

いろいろ試しても難しい場合は、家族がブラック状態から解放されるのを待ってみてはどうだろうか。

支払遅延がブラックリスト入りの理由なら5年待つと抜け出せるので、その時点で収入合算やペアローンを検討してみてもよい。

まずはインターネットの住宅ローンシミュレーションサイトを使って、自分で返済計画を立ててみよう。

文・たなべようこ(金融ライター/ファイナンシャル・プランナー)
証券会社に10年勤務。主に個人向けの資産運用アドバイスを行う。現在は金融関連資格と自身の投資経験を活かして、金融ライターとして活動中。