シトロエンがクロスオーバーSUVモデルのC5 Xに特別仕様車の「C5 Xヒプノス プラグインハイブリッド」を設定。新しいボディカラーや内装アイテムを配して、上質感と個性をいっそう際立たせる
Stellantisジャパンは2024年1月5日、シトロエン・ブランドのクロスオーバーSUVモデルに位置するC5 Xに特別仕様車の「C5 Xヒプノス プラグインハイブリッド(C5 X HYPNOS PLUG-IN HYBRID)」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は682万円に設定する。
ギリシャ神話に登場する眠りの神「HYPNOS(ヒプノス)」の名を冠し、くつろぎを極めた特別なモデルに仕立てたC5 Xヒプノス プラグインハイブリッドは、通常モデルでは設定のないブルーエクリプスとグリプラチナムの落ち着いたボディカラーを採用したことがトピック。また、フロントドアフェンダーおよびリアサイドには赤いアクセントバッジを、足もとにはダークコーティングを施した19インチアロイホイールAERO X(タイヤは205/55R19サイズ)を装着した。
インテリアについては、コンビネーションシートやドアトリムおよびセンターコンソール部分をベージュカラーで仕立て、合わせて木目柄のダッシュボードを採用して、温もりのある落ち着いたキャビン空間を創出。シート表皮には専用ツートーンレザー/アルカンタラ(ベージュ/ブラック)を張る。また、フロアマットには“HYPNOS”ロゴをあしらった。
パワートレインは通常モデルと共通で、1598cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力180ps/6000rpm、最大トルク250Nm/1750rpm)+モーター(最高出力81kW/2500rpm、最大トルク320Nm/500~2500rpm)+リチウムイオンバッテリー(総電力量12.4kWh)+e-EAT8(8速オートマチック)で構成するプラグインハイブリッドを採用。システム総出力225ps/360Nmを発生するプラグインハイブリッドは、電動モーターで走行する「エレクトリックモード」、エンジンとモーターを活用し燃費効率を最適化する「ハイブリッドモード」、乗り心地を重視した「コンフォートモード」、高出力のダイナミックな走りが楽しめる「スポーツモード」という4つのドライブモードを設定し、さらに住宅街などでEV走行をするためにエンジンによる走行で発電した電力を蓄電する「e-SAVE」機能を組み込む。EV走行換算距離はWLTCモードで66km、ハイブリッド燃料消費率は同モードで17.0km/リットルを実現した。
Writer:大貫直次郎 Photo:大貫直次郎/提供元・CAR and DRIVER
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