ディエゴ・ジョレンテ 写真:Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG)が、ローマに所属するスペイン代表DFディエゴ・ジョレンテ(30)の獲得に興味を示しているようだ。フランス『フット・メルカート』が伝えた。

 昨夏に加わったスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルが3日に行われたフランス・スーパーカップのトゥールーズ戦で負傷し、フランス代表DFプレスネル・キンペンベも離脱で今季未出場となっているPSG。加えて、センターバックでもプレー可能なフランス代表DFノルディ・ムキエレにはバイエルン・ミュンヘンからの関心が浮上しており、今冬の退団が取り沙汰されている。

 そのため、守備強化を目指しているPSGはバイエルン・ミュンヘンに所属するフランス代表DFダヨ・ウパメカノに関心を示しているというが、難しいオペレーションだという。そのなかで、スペイン代表として10キャップを誇る同選手に関して、ルイス・エンリケ監督はそのプロフィールを高く評価していることから、近日中に獲得に向けた決定的な動きも起こりうるようだ。

 その一方で、スペイン代表DFはPSGへの移籍をするためにローマにレンタル打ち切りを働きかけているという。ローマはこの選択肢を反対しているわけではなく、低コストで後釜を見つけたいと考えており、保有権を所持しているリーズ・ユナイテッドもこの移籍を反対していないようだ。

 下部組織から育ったレアル・マドリードでプロキャリアをスタートさせたジョレンテは、レアル・ソシエダなどスペイン複数クラブやリーズ・ユナイテッドでのプレーを経て、昨年1月にローマへレンタルで加入。ポリバレント性を武器に今季はここまで公式戦23試合に出場している。