ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフ所属MF田中碧は、AFCアジアカップに臨む日本代表メンバーから落選。MF堂安律擁するSCフライブルクなどブンデスリーガ(ドイツ1部)複数クラブからの関心が報じられているが、現地メディアがDF板倉滉所属ボルシアMG移籍の可能性を占っている。
デュッセルドルフと2025年6月まで契約を残している田中の去就を巡っては、ドイツ誌『ビルト』が今月4日、田中の移籍先候補について「DF伊藤洋輝所属のVfBシュツットガルトやMF長谷部誠擁するアイントラハト・フランクフルトからの関心が噂されている」とリポート。
ドイツメディア『フースバル』は5日に「田中は遅かれ早かれブンデスリーガ(ドイツ1部)でプレーする可能性がある」とした上で、VfBシュツットガルト、ボルシアMG、SCフライブルクからの関心を報道。今冬残留との見方もあるが、英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版は「適切なオファーがあれば、デュッセルドルフがこの冬に田中を放出する可能性がないわけではない」としている。
そんな中、『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、田中がボルシアMGへ移籍するためには、ボルシアMGが現有戦力を放出する必要があるとのこと。これによると、ドイツ代表MFフロリアン・ノイハウスにボルシアMG退団の可能性があり、セビージャやラツィオなど複数クラブが関心を寄せている模様。レンタル移籍により退団する可能性もあるという。
またプレッテンベルク記者は「この冬にMFクアディオ・コネがボルシアMGを退団するというサプライズも、田中の移籍をより現実的なものにする要因のひとつだろう。このフランス人MFは、ドイツ国外からの獲得の噂も絶えない」と、ボルシアMG所属の複数選手に今冬退団の可能性がある現状を伝えている。