明治安田J1リーグに所属する横浜F・マリノスは1月13日、横浜市内で新体制の発表会を行った。新監督や新加入選手の紹介や、新ユニフォームが明らかにされた。
横浜FMは新監督に元オーストラリア代表FWハリー・キューウェル氏(45)を招聘。新戦力として、町田ゼルビアからGKポープ・ウィリアム(29)、アルビレックス新潟からDF渡邊泰基(24)、東京ヴェルディからDF加藤連(24)、川崎フロンターレから山村和也(34)を獲得している。FW陣はエウベル(31)、アンデルソン・ロペス(30)、ヤン・マテウス(25)のブラジル人トリオと西村拓真(27)、宮市亮(31)などが残留となった。
同会見で発表された2024シーズンの背番号については、西村が30番から9番に、ヤン・マテウスが20番から11番にそれぞれ変更。10番は2023シーズン、ヴィッセル神戸FW大迫勇也と共にJ1得点王に輝いたロペスが背負うようだ。
ロペスが10番を背負うことになった経緯について、横浜FM代表取締役社長の中山昭宏氏は、昨夏10番を背負っていたFWマルコス・ジュニオール(30)が退団した際、ロペスからエースナンバーをつけたい意向を伝えられ「得点王を取れたら10番をつける」としていたことを明かした。
有言実行となったことについて中山氏は「素晴らしいですねよね。やればできるんですね」と讃えている。会場にいたファン・サポーターからは拍手が起こった。
2月から開幕となる2024シーズン。2年ぶり6度目の優勝を目指す横浜FMは、どのような戦いを見せてくれるのだろうか。