ティアゴ・アルマダ 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリードが、アトランタ・ユナイテッドに所属するアルゼンチン代表MFティアゴ・アルマダ(22)の獲得に興味を示しているようだ。

 2022年2月に母国のベレス・サルスフィエルドからアトランタ・ユナイテッドに加わったアルマダは、スピードを生かしたドリブルテクニックや高いキック精度が武器のアタッカー。2023シーズンはリーグ戦33試合に出場して12ゴール16アシストと圧巻の数字を残した。

 東京オリンピックにもU-24アルゼンチン代表として参戦すると、カタール・ワールドカップ(W杯)でもメンバー入りし、現役のメジャーリーグ・サッカー(MLS)所属選手として初のW杯優勝選手に。また、昨年11月にはU-22日本代表との国際親善試合でも見事な直線FKを決めていた。

 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、アルゼンチン代表FWアンヘル・コレアに元フランス代表FWカリム・ベンゼマやフランス代表MFエンゴロ・カンテが在籍しているアル・イテハドが関心を示しており、アトレティコへ獲得を打診する予定だという。

 そのなかで、アトレティコはコレアが退団した場合に備えてアルマダを後釜候補のトップに設定しているという。アトレティコは昨夏にはミランからの関心が取り沙汰されたアルゼンチン代表MFを常に評価しているようだが、どのような動きを見せるのだろうか。