エカニット・パンヤ 写真:Getty Images

 浦和レッズは1月13日、タイ1部ムアントン・ユナイテッドから昨年7月に期限付き移籍で加入したタイ代表MFエカニット・パンヤ(24)の移籍期間を延長することを発表した。

 浦和の発表によると、パンヤの期限付き移籍は2024年12月31日までとなるようだ。同選手は浦和の公式サイトで期限付き移籍期間延長に関して「僕にとってはここから1年間、また新たなチャレンジとなります。自分が持っている全ての力を浦和レッズのために注ぎ、浦和レッズと共にタイトルを獲りたいと思っています。今シーズンもよろしくお願いします」と、コメントしている。

 また、パンヤは日本時間1月13日に開幕したAFCアジアカップカタールのタイ代表メンバーに召集されていたが、浦和でのキャンプに集中するために同代表から離脱していた。これを受け、タイのサッカーファンからはSNS上で「がっかりした。彼の判断は代表チームを軽視している」などと批判の声が多数挙がっていた。

 パンヤは浦和とムアントンのパートナーシップの一環で2023年5月に約2週間、他の2選手と一緒に来日し、浦和の練習に参加。その後、同年7月に12月末までの期限付き移籍で同クラブに加入した。同年10月4日に埼玉スタジアム2002で行われたAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージMD2のハノイ戦でベンチ入りし、73分に途中出場。85分に加入後初ゴールを挙げている。

 また、J1リーグでは2023シーズン最終節のコンサドーレ札幌戦を含む3試合に出場し、内2試合はスタメンで起用されており、ファン・サポーターからは完全移籍やレンタル延長を熱望されていた。さらに1シーズン浦和でプレーすることが決まったパンヤは、今後どのような活躍を見せるのだろうか。