バイエルン・ミュンヘンが、ガラタサライに所属するフランス人DFサシャ・ボエ(23)の獲得に興味を示しているようだ。
韓国代表DFキム・ミンジェがアジアカップで1月下旬から離脱するなど最終ラインの選手層に問題を抱えていることから守備強化を目指すバイエルンはトッテナム・ホットスパーからイングランド代表DFエリック・ダイアーを補強。だが、トーマス・トゥヘル監督はさらなる守備強化を望んでおり、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表DFノルディ・ムキエレに関心を示しているとされている。
フランス方面からは買い取りオプション付きのレンタルで交渉を行っていると報じられているなかで、ドイツ人記者のフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、ムキエレとの交渉がうまくいかなかった場合の代替案としてバイエルンはボエへの関心を強める可能性があるという。
個人的な条件は問題ないと予想されているが、ネックになるのがガラタサライが求める移籍金になる可能性があるようだ。ただ、依然としてバイエルンの希望はムキエレを獲得することだという。
レンヌ下部組織出身のボエは2019年にトップチームデビューを果たすと、2021年夏にガラタサライへ完全移籍。対人プレーの強さと推進力に優れた左サイドバックでもプレー可能な右サイドバックで今季はここまで公式戦29試合に出場して2ゴールを記録している。