ラザール・サマルジッチ 写真:Getty Images

 ユベントスが、ウディネーゼに所属するセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(21)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『スカイ』が伝えた。

 世代別ではドイツ代表としてプレーしていたものの、A代表ではセルビア代表を選択したサマルジッチは、下部組織からプレーしたヘルタ・ベルリンでプロキャリアをスタートさせると、ライプツィヒでのプレーを経て、2021年8月にウディネーゼへ移籍。卓越したボールコントロールと高水準のキック制度を武器に今季はここまでセリエA16試合で2ゴール2アシストを記録している。

 そんなサマルジッチは昨夏にインテル移籍が寸前から破談に終わると、今冬には北マケドニア代表MFエリフ・エルマスをRBライプツィヒへ売却し、ポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキが契約満了で今夏退団が有力視されているナポリが獲得に動いている模様。ただ、ナポリはセルビア代表MFともナポリとも完全な合意には至ってはいないようだ。

 そのなかで、フランス代表MFポール・ポグバがドーピング違反、イタリア代表MFニコロ・ファジョーリが賭博違反で出場停止処分となっているユベントスが関心を再燃させているという。ユベントスは来週までにリールに所属するポルトガル人DFチアゴ・ジャロを獲得したいと考えており、冬の補強はそれで十分だと思っているため、6月までサマルジッチの移籍を阻止したいと考えているようだ。