アーセナルが、レアル・ソシエダに所属するスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(24)への関心を強めているようだ。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。
ソシエダ下部組織で育ったスビメンディは、2019年にトップチーム昇格を果たした視野の広さと高水準なパス精度などを兼ね備えた万能型の守備的MF。昨季はクラブの10年ぶりUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献すると、今季もここまでラ・リーガ19試合で4ゴールを記録している。
そんなスビメンディに対して、プレミアリーグの複数クラブが関心を示しており、中でも最も熱心なのがアーセナルだという。今冬にスペイン代表MFの契約解除金である6000万ユーロ(約95億7000万円)を用意しており、選手にも魅力的なオファーを提示するつもりのようだ。
ただ、全てはスペイン代表MFの意思次第であり、現時点ではソシエダ残留にプライオリティを置いているとのこと。イマノル・アルグアシル監督のもとでプレーを続ければ、CLラウンド16でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦できるというメリットがあるほか、今夏に開催予定のユーロ2024のスペイン代表メンバーに選出される可能性もあるようだ。