快適性をアップしてくれる”かかと”パートにも注目
「ANACAPA 2 LOW GTX」の隠れた魅力はかかとにあると思います。
引き手のループがついていて、やや高めにつり上がったデザインが特徴的です。引き手のおかげで脱ぎ履きがラクなんです。正直、ふだんは履くときにひもをゆるめたりしません。
ものすごく極端にいえば足を無理やり押し込むわけですが、引き手があるので足を入れるのがスムーズにできました。
しかも高めなのでホールド感もあり、履き心地も快適。実は、かかと部分の高さはアキレス腱を保護する意味合いもあるとか。
長時間履いていると、ローカットの靴の場合、かかとが当たってスレてしまうこともあったのですが、引き手部分がクッションになって、当たりもソフトにしてくれました。
分厚いミッドソールのおかげで水たまりもへっちゃら
防水性能が高いというのはさんざっぱらしてきたわけですが、ミッドソールの厚さも見逃せないポイントだなと感じました。
ミッドソールの厚みがかなりあるおかげで、3、4センチくらいある深めの水たまりでも水につかるのはソールくらいなので、水を防ぐ性能は靴全体として高いと感じました。
アスファルトで舗装された歩道は、意外と水はけが悪くて水たまりができてしまっていることがあるので、「ANACAPA 2 LOW GTX」だと安心です。