オフィス家具や事務用品を展開する株式会社イトーキ(以下、イトーキ)が、顧客へカタログを届ける際に使うペーパーバッグを、ファイルボックスとして再利用できるサステナブル仕様にリデザインしました。
リデュース・リユース・リサイクルの3Rに貢献
イトーキは、「人も活き活き、地球も生き生き」をビジョンとして掲げ、地球環境と人に配慮した製品とサービスを提供しています。
企業として、製品のエコ・プロダクト化を推進しており、その一環としてペーパーバッグのリデザインが行われました。
イトーキのこれまでのペーパーバッグは、紙リサイクルは可能なものの、持ち手部分がコットン素材で、リサイクルをするためには分別作業をしなくてはいけませんでした。
今回、持ち手と本体のどちらも同一の紙素材にリデザイン。リデュース・リユース・リサイクルの3Rへの貢献がかなう仕様に変更されました。
※3Rとは、リデュース・リユース・リサイクルの総称。リデュース(Reduce)は、製品をつくる時に使う資源の量を少なくすることや廃棄物の発生を少なくすること、リユース(Reuse)は、使用済製品やその部品などを繰り返し使用すること、リサイクル(Recycle)は、廃棄物などを原材料やエネルギー源として有効利用することを指します。
ペーパーバッグだけでなく、ファイルボックスとしても
ペーパーバッグは、あくまでも「運ぶ」を想定して作られているものです。イトーキでも、顧客へカタログを届ける際の「運ぶ」ツールとして使われてきましたが、リデザインによってファイルボックスとして再利用できる工夫が施されています。
コーポレートロゴを控えめな大きさで添え 、インテリアに馴染みやすい深みのあるグリーンカラーを採用。オフィスのデスクで書類やカタログなどを「整理する」ツールとして利用できます。
また、リモートワークやハイブリッドワークが増えた現在は、書類や充電コード類を「運ぶ」ツールとして、ハイブリッドワークの人が自宅のデスクやキャビネットを「整理する」ツールとして使うことができます。
イトーキでは、アイデアとデザインで、社会にとって、人々とって付加価値のあるプロダクトや空間を創出していくことを表明しています。
<参照>
運ぶ・整理する、ハイブリッドなペーパーバッグ「ITOKI REUSABLE PAPER BAG」誕生
リデュース・リユース・リサイクル推進協議会