マイナンバーカードの保険証利用は約12%増加

医療機関での支払い、QR/バーコード決済微増も「現金派」圧倒的多、なぜ?【MMD研究所調べ】
(画像=マイナンバーカードの利用率は伸びているが…(「MMD研究所」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

2022年1月より医療機関や薬局でマイナンバーカードの健康保険証利用が可能となったが、一体どのくらいの人が利用しているだろうか。「マイナンバーカードの保険証利用の認知・利用状況」の調査から、「現在保険証として利用している」と回答した人は17.1%で、2021年の5.4%から約12%も増加していることが判明。しかし「保険証利用できることを知っていて、今まで利用したことはないが利用したいと思う」と回答した人は25.2%で、2021年の35.1%から10%減少した結果になった。

これは、マイナンバーカードを保険証として利用できる医療機関が限られていることや、マイナンバーカードと保険証を一体化すると従来の保険証に戻すことができないというデメリットが大きな要因になっていると考えられる。しかし、マイナンバーカードと保険証を一体化することにより「初診の追加医療費が安くなる」「医療費控除の確定申告が自動で行われるため手間がなくなる」などのメリットもある。

メリット、デメリットを踏まえたうえで、かかりつけの医療機関や自分のライフスタイルに合う手段を選択したい。

出典元:【MMD研究所】

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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