バイエルン・ミュンヘンが、ランスに所属するオーストリア代表DFケビン・ダンソ(25)の獲得に興味を持っているようだ。
今季新加入でブンデスリーガ全試合に出場している韓国代表DFキム・ミンジェが1月下旬からアジアカップで離脱するなど選手層に不安を抱えているバイエルン。そのため、センターバックの補強を目指しており、トッテナム・ホットスパーに所属するイングランド代表DFエリック・ダイアーやジェノアのルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシンをリストアップしている。
ただ、ドラグシンに関しては正式オファーを提示しているトッテナム移籍が近づいているとされている。そのなかで、ドイツ『スカイ・スポーツ』の記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、次なるオプションとして昨夏にナポリ行きの可能性が盛んに取り沙汰されたダンソに関心を示しているが、現時点で具体的なことは何もないという。
また、オーストリア代表DFにはスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルが離脱したパリ・サンジェルマン(PSG)も関心を示しており、ここ数日でランスに接触している模様。同選手の獲得はカイト英オプション付きのレンタルか完全移籍など移籍方法に依存しているようだ。
オーストリア代表として16キャップを誇るダンソはアウクスブルクでプロキャリアをスタートさせると、サウサンプトンとデュッセルドルフへのレンタル移籍を経験して、2021年夏にランスへ完全移籍。強靭なフィジカルを武器にすぐさま主力に定着すると、今季もここまで公式戦22試合に出場している。