アヤックスが、アル・イテファクに所属するイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(33)の獲得に興味を持っているようだ。
イングランド代表として81キャップ3ゴールを誇るヘンダーソンは、2011年夏にサンダーランドからリバプールに加わって以降、中盤の要としてクラブのプレミアリーグ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献。昨夏に元チームメイトであるスティーブン・ジェラード監督率いるアル・イテファクに活躍の場を移した。
その新天地ではここまでサウジ・プロフェッショナルリーグ17試合に出場して4アシストを記録。リーグ戦でも8位と成績が振るわないなかで、ヘンダーソンはサウジアラビアの気温や湿度、さらには空席が目立つスタジアムでのプレーに馴染むことができず、今冬のイングランド期間を望んでいると報じられている。
そのなかで、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、アヤックスが1月にアル・イテファクが退団を許可した場合に備えて、ヘンダーソンに具大的な関心を示している模様。アル・イテファクの決断を待っているクラブは複数あり、イングランド代表MFも選択肢を模索しているようだ。
なお、オランダ屈指の名門であるアヤックスは今季のリーグ戦で一時は最下位に沈むなど、大不振に陥り、昨年10月下旬にはモーリス・スタイン前監督を解任。暫定監督としてヨン・ファント・シップ氏を招へいしており、現在は5位まで盛り返している。