北海道の渓流ルアー釣り愛好家の筆者が、釣りのためにについた「ウソ」を紹介。渓流釣りは自分の足でポイントを開拓することが醍醐味。SNSの情報は「ほどほど」に信じた方が良いかも?

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター小峠龍英)

北海道渓流ルアー釣り愛好家がついたウソ3選 SNSはほどほどに信じるが吉?

釣り人は嘘つきである

基本的に釣り人は嘘つきです。そもそも擬似餌の釣りは魚を騙して釣るので魚を騙しきれなければ釣れません。

また釣り人の中にはどうしようもない人がいてあるタイミングでどうしても釣りに行きたいときに職場に病欠の連絡を入れたり、あらゆる事を釣りにいく言い訳にしたり……。正直に言って私自身思い当たる節が無いと言えば嘘になります。

釣り人の嘘(1)ラストキャスト

出勤前の朝駆けなど時間が限られているときによくつく嘘です。反応が悪く釣果が振るわないまま終了時間が近づいてきた時、「このキャストで終わりにしよう」、「あそこまで探ったら戻ろう」から「まだ15分あるしな」、「走って車まで戻れば始業時間には間に合う」、「10分くらいの遅刻ならOKっしょ」……とズルズルと粘ってしまう悪癖です。

北海道渓流ルアー釣り愛好家がついたウソ3選 SNSはほどほどに信じるが吉?渓流釣りの様子(提供:TSURINEWSライター小峠龍英)

そして大体の場合、結果に結びつくことは稀で粘った結果ルアーを失ったり良い魚をバラしたり、最悪の場合では事故や熊との遭遇などのトラブルに遭遇したり、なんて事もありえます。時間切れなら潔く敗北を認めましょう。

釣り人の嘘(2)ポイント情報

SNS全盛期の昨今、ポイント情報はまさに情報戦で、大都市に近い釣り場などは常に先行者の有無を考えなければなりません。また投稿を見てDMを送って情報を得ようとする人もいます。

私の場合、知り合いや友人でも無い限りDMでポイントを聞かれても教える事はありません。基本的にSNSの投稿では実際の釣果を事実通りに載せていますが、川の写真などはそれっぽいけど出鱈目な場所の写真を織り交ぜたりして、ポイント特定を防いでいます。

またよほどのどメジャーなポイントでない限り河川名は伏せます。私は渓流トラウトは歩いてなんぼ、自分で開拓してこその釣りだと考えています。SNSのポイント情報はほどほどに信じましょう。

釣り人の嘘(3)病欠

これは典型的な釣り人の嘘でしょう。私自身この嘘をついたことが無いと言えば嘘になります。実際に風邪を引き二日ほど寝込んでからの三日目、体調は元通りで出勤可能なのに釣りに行きたくて職場に「まだ微熱が……」などと宣って岩魚釣りに興じていたのは内緒です。

北海道渓流ルアー釣り愛好家がついたウソ3選 SNSはほどほどに信じるが吉?魅惑の渓流(提供:TSURINEWSライター小峠龍英)

ましてや良い釣りが出来てうっかりInstagramに投稿しようものなら職場にバレかねません。それに罪悪感も少なからず感じます。そして何より仕事がなければ釣りも生活もままならないのは事実。「Working hard, Fishing hard」が私の釣りにおけるモットーです。

<小峠龍英/TSURINEWSライター>