ノルディ・ムキエレ 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘンが、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表DFノルディ・ムキエレ(26)の獲得に興味を示しているようだ。

 今季新加入でここまでブンデスリーガ15試合に出場している韓国代表DFキム・ミンジェが1月中旬からアジアカップに参戦する見込みとなっているバイエルン。加えて、選手層に不安があることから、トーマス・トゥヘル監督は守備強化を望んでおり、トッテナム・ホットスパーで出場機会に恵まれないイングランド代表DFエリック・ダイアーの獲得に動いていることが報じられている。

 そのなかで、ドイツ『スカイ・スポーツ』の記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、トゥヘル監督とスポーツディレクターを務めるエルクリストフ・フロイントはムキエレを興味深いターゲットだと考えている模様。現時点では正式オファーは出しておらず、レンタルでの獲得を望んでいるようだが、実現は難しいとのことだ。

 ただ、モロッコ代表DFアクラフ・ハキミが1月中旬からアフリカネーションズカップに参戦する予定であるPSGは特定の条件下でムキエレを放出する用意があるとバイエルンに知らせたようだ。なお、フランス『レキップ』は2500万ユーロ(約39億6000万円)の買い取りオプションが付随したレンタルでクラブ間交渉を行っていると報じている。

 フランス代表として1キャップを刻むムキエレは母国のラバルでプロキャリアをスタートさせると、モンペリエ、ライプツィヒでのプレーを経て、2022年夏にPSGへ加入。昨季は公式戦25試合の出場に終わると、今季もここまでリーグ・アン7試合の出場となっており、直近3試合は出場機会がない。