ボルシア・ドルトムントが、チェルシーに所属するU-21オランダ代表DFイアン・マートセン(21)の獲得に興味を示しているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。
ユース時代はオランダの複数クラブを転々としたマートセンは2018年にチェルシーの下部組織に加わると、2019年9月にトップチームデビュー。その後、イングランド複数クラブへのレンタル移籍を経験すると、昨季はバーンリーでチャンピオンシップ39試合で4ゴール6アシストの数字を残し、クラブの1部昇格に貢献した。
レンタルバックしたチェルシーではここまでプレミアリーグ戦12試合に出場しているマートセンに対して、左サイドバックの補強を画策しているドルトムントが獲得に動いている模様。現地時間6日に前向きな展開があり、クラブ間交渉は最終段階まできており、半年レンタルでドルトムント入りする可能性が高まっているようだ。
なお、ドルトムントは左サイドバックの主力としてここまでブンデスリーガ11試合に出場しているアルジェリア代表DFラミ・ベンセバイニが、来年1月中旬から開催されるアフリカネーションズカップで離脱する見込みとなっている。そのため、左サイドバックの補強と、マンチェスター・ユナイテッドで構想外となっているイングランド代表MFジェイドン・サンチョの復帰に向けて動いている。