ロイク・バデ 写真:Getty Images

 トッテナム・ホットスパーが、セビージャに所属するフランス人DFロイク・バデ(23)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『Fichajes』が伝えた。

 今夏にボルフスブルクから新加入したオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンが11月上旬のチェルシー戦で負傷離脱となったトッテナム。同選手は1月中に復帰できることを明かしている一方で、今度はアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが離脱しており、アンジェ・ポステコグルー監督は新たなセンターバックの補強に乗り出すことを認めている。

 ジェノアに所属するルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシンの獲得に本腰を入れているトッテナムはすでに個人合意に至ったと報じられているが、ここにきてナポリが横槍。そのなかで、トッテナムはバデの動向を追っており、数日以内にセビージャにオファーを提示する可能性があるという。

 ル・アブールやRCランス、スタッド・レンヌでプレーしていたバデは2023年1月にセビージャへ加わると、昨季はクラブのUEFAヨーロッパリーグ優勝に貢献。今季から完全移籍に移行すると、対人守備の強さを武器に負傷離脱がありながらも、ここまでラ・リーガ12試合に出場している。