クレジットカードの申込みをすると、カード会社による審査が行われる。その際、「職業」は審査項目の一つとなり、職業によっては審査において減点要素になり得る。

具体的にはどのような職業が不利なのか。

審査で重要視される「収入の安定性」

クレジットカードの審査で不利になる職業は、「収入の安定性」に不安を持たれる職業だ。

クレジットカードは、利用者の信用(※「クレジット」は日本語で「信用」という意味)をベースに後払いを可能にする決済システムだ。利用者の収入が安定していないと立て替えた代金の支払いが滞る可能性があり、カード会社にとってはリスクとなる。

クレジットカードが作りにくい職業5選

そうした観点から、次に紹介する5つの職業の人は、クレジットカードの審査に通過しにくいと考えられる。

①自営業

自営業者は、売上がなくなれば自身の収入も即ゼロになる。基本的に毎月のサラリーが保証されている会社員よりも、収入の安定性は低くみられる。

②フリーター

アルバイトやパートで働くフリーターも不利だろう。一般的に、正社員よりもアルバイトなどのほうが解雇リスクは高く、マイナス要素となる。

③投資家やトレーダー

株式投資家やFXのトレーダーなどは、大勝ちすることもあれば大負けすることもある。場合によっては資産がゼロ、もしくは借金を背負うこともあり、クレジットカードの審査では不利だ。

④自称ミュージシャン

音楽会社などに所属していてミュージシャンを生業にしている人は別だが、自称ミュージシャンを名乗っているだけの場合、収入面の安定性に対する評価は低くなりがちだ。