暖かい昼食に一息

海香さんでは冬季は練炭火鉢の貸し出しがあるので、是非これは利用したいです。普段の釣りでは昼食はおにぎりとかで簡単に済ますのですが、火鉢で沸かしたお湯を使って温かい食事をとることができます。今回もラーメンを食してほっと一息。寒い海上での醍醐味ではないでしょうか。

筏(イカダ)でのダンゴ釣りでチヌ45枚【三重・海香渡船】シラサエビで連発温かい食事で身体を温める(提供:TSURINEWSライター・かにおけ)

午後からもチヌが快釣

体も心も温まったところで午後もダンゴ釣り続行です。干潮の時間帯ではありましたが、海中の活性は衰えることなく、さらにアタリが頻発。チヌがより多く掛かるようになりました。小型ながらも快引、快釣。フグの猛攻も相変わらずですがシラサエビで中弛みすることなく楽しませてくれます。

筏(イカダ)でのダンゴ釣りでチヌ45枚【三重・海香渡船】シラサエビで連発クロダイが釣れ続ける(提供:TSURINEWSライター・かにおけ)

シラサエビの針掛けに工夫

シラサパターンでは、針の選び方、使い方に工夫が必要に思います。相手がチヌだからといって太軸の丈夫な針ではエビに負担をかけると思い、なるべくサイズの小さく軽い細軸の針を使うようにしています。

小さすぎるとすっぽ抜け、大きいと食いが悪くなる、難しい匙加減ですが、あれこれ思い巡らすのがまた楽しくもあります。

針掛けは尻尾のチョン掛けが簡単ですが、頬掛け、鼻掛けがエビの動きを妨げないので意識して実践しています。特に鼻掛けが食いがいいようです。ヒゲの奥の鼻先に針を掛け、エビの脳みそに当たらないように注意して、掛けた後にピョンピョン跳ねていればOKです。

筏(イカダ)でのダンゴ釣りでチヌ45枚【三重・海香渡船】シラサエビで連発シラサエビの針掛け(提供:TSURINEWSライター・かにおけ)

釣友と合わせて45枚のチヌをゲット

アタリが途切れることなく、リミットの16時まで連釣。釣友と2人で45枚のチヌをゲットできました。

正直、合わせを躊躇した部分もあり、思い切って即合わせを続ければ数がもっと伸びたかもですが、これは今後の課題ということにさせてもらい、また次回も頑張りたいと思える楽しい釣行となりました。

チヌの出汁は絶品

元気なチヌは将来のためリリース、弱ったチヌのみ持ち帰って、翌日調理することに。

せっかくなら出汁をとってみようと捌いた後の頭と骨を一緒に煮込んでみました。丁寧にアクを取り、最後に酒と醤油を少し入れただけでこれがまた絶品!程よい油分とコクがありとてもおいしかったです。

筏(イカダ)でのダンゴ釣りでチヌ45枚【三重・海香渡船】シラサエビで連発絶品のチヌの出汁(提供:TSURINEWSライター・かにおけ)

釣って楽しい、食べて美味しいかかり釣り。今回もチヌの引き味、食味とともに十分堪能できました。

<かにおけ/TSURINEWSライター>