ミランが、ボローニャに所属するU-22オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(22)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えた。
今季もここまでセリエA15試合に出場して8ゴール5アシストの数字を残しているフランス代表FWオリビエ・ジルーに依存しているミラン。フィオレンティーナからレンタルで加入しているセルビア代表FWルカ・ヨビッチが12月の4試合で3ゴールを記録するなど、調子を上げてきているが、ストライカーの補強に動く予定だという。
そのなかで、今夏まで大金を投じる予定のないミランはチーフスカウトを務めるジェフリー・モンカダ氏が6日に行われたセリエA第19節のジェノア戦にスカウトに訪れたという。ナポリも関心を示している同選手には4000万ユーロ(約63億3000万円)の契約解除金があるようだが、古巣のバイエルン・ミュンヘンのみ有効なようだ。
バイエルン・ミュンヘンでプロキャリアをスタートさせたザークツィーは、パルマやアンデルレヒトでのレンタル移籍を経験して2022年夏にボローニャへ完全移籍。ポストプレーの巧みさやシュートセンスの高さを武器に今季はここまでセリエA19試合に出場して7ゴール2アシストを記録している。