ジェフユナイテッド市原・千葉は今月6日、ジュビロ磐田からMFエドゥアルド(磐田在籍時の登録名はドゥドゥ)を完全移籍により獲得したと公式発表。同選手に関する取引内容が、ブラジル国内で報じられている。
ブラジル2部ヴィラ・ノヴァやグレミオの下部組織に在籍していたエドゥアルドは、2021年12月にヴィラ・ノヴァから磐田へ完全移籍。ブラジルメディア『BOLA VIP』は「ヴィラ・ノヴァは将来的な売却益を確保するため、エドゥアルドの保有権の20%を保有。磐田とエドゥアルドは3年契約締結」と伝えていた。
東京五輪のブラジル代表メンバーでもあるエドゥアルドはだが、来日1年目はJ1リーグでわずか2試合の出場。それでも2023シーズンはJ2リーグ39試合出場で9ゴール4アシストとJ1昇格に大きく貢献している。
ブラジルメディア『BAND』のリポーターを務めるパウロ・マサド氏によると、千葉はエドゥアルド獲得により、磐田に対して移籍金250万レアル(約7400万円)を支払うとのこと。くわえて同選手の保有権の一部を有するヴィラ・ノヴァに対してはおよそ50万レアル(約1400万円)が支払われるという。
なおエドゥアルドは千葉加入を受けて、同クラブ公式サイトを通じて「この度、ジェフユナイテッド千葉に加入することになりました。この新たな挑戦で多くの喜びを得たいです。そして、クラブのJ1復帰に貢献するため全力を尽くします」とコメントを残している。
また2シーズンにわたりプレーした磐田に対しては、「ジュビロ磐田に別れを告げる準備はできていませんでしたが、そのときが来ました。一緒にJ1でプレーできなくて残念です。しかし、私と家族を暖かく受け入れてくれて、応援し続けてくれたことにとても感謝しています。この2年間は特別な思い出です。ありがとうございました」とクラブ公式サイトを通じてファン・サポーターなどにメッセージを送った。