インドネシア代表のシン・テヨン監督は4日、AFCアジアカップに臨むメンバー26人のリストを発表した。大会前のトルコ遠征組からは2人が落選となったが、負傷者が出た場合に備えて引き続きチームに帯同する。
今回選出された帰化選手は以下の8人。MFマーク・クロック以外はいずれもインドネシアにルーツを持つ。
- DFジャスティン・ウブネル(ウルバーハンプトン・ワンダラーズ)
- 元U-21スペイン代表DFジョルディ・アマド(ジョホール・ダルル・タクジム)
- 元U-20オランダ代表DFサンディ・ウォルシュ(メヘレン)
- MFマーク・クロック(ペルシブ・バンドン)
- DFシェイン・パティナマ(バイキングFK)
- MFイヴァル・ジェナー(ユトレヒト)
- FWラファエル・ストライク(ADOデン・ハーグ)
- DFエルカン・バゴット(イプスウィッチ・タウン)
リストの中にはヨーロッパでプレーしている選手も計7人おり、前述の帰化選手以外では、インドネシア期待の新星であるMFマルセリーノ・フェルディナンがベルギー2部のKMSKダインゼに所属している。また、欧州組ではないが東京ヴェルディのDFプラタマ・アルハンも順当に選出されている。
インドネシア代表は1月2日にリビア代表と親善試合を行って0-4で敗戦。テヨン監督は、プレーの内容とコンディションを確認するのが目的で結果を重視しないと述べたが、アジアカップ直前の試合で大敗したことで、サポーターはチームの実力と監督の手腕を疑問視している。
なお、インドネシア代表(FIFAランキング146位)はアジアカップで日本(同17位)、イラク(同63位)、ベトナム(同94位)と同じグループDに入っている。