マンチェスター・ユナイテッドが、ジローナに所属するスペイン人DFエゲル・グティエレス(22)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『サン』が伝えた。
イングランド代表DFルーク・ショーとオランダ代表DFタイレル・マラシアが負傷離脱していたなかで、今季を迎えたユナイテッドはトッテナム・ホットスパーからレンタルでスペイン代表DFセルヒオ・レギロンを補強。今季のプレミアリーグ9試合に出場していた同選手だが、ユナイテッドは1月にローンを打ち切った。
その影響から左サイドバックの補強を最優先事項に掲げているというユナイテッドは、直近のアトレティコ・マドリード戦を含めてここ数週間で複数回グティエレスの視察に訪れているという。攻撃的なプレースタイルやフットボールIQの高さを高く評価しているようだ。
また、ジローナは2027年夏まで契約を結んでいるスペイン人DFに関して移籍金2200万ポンド(約40億4000万円)を要求している模様。だが、同選手には古巣のレアル・マドリードが保有権の50%を保持していることに加えて、売却条項もあるようだ。
レアル・マドリード下部組織出身のグティエレスは2021年にトップチームに昇格すると、2022年夏にジローナと5年契約。左足の高いキック精度と豊富な運動量を兼ね備えた左サイドバックで、今季はここまでリーグ戦18試合で1ゴール1アシストをマークし、絶好調なチームの主軸としてプレーしている。