元釣具屋店員で陸の釣りも船の釣りも幅広く愛するマルチアングラーの筆者が、印象に残っている釣り飯を3つ紹介。寒い日の暖かい麺類はもはや釣人の定番かもしれない。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)
よく乗る釣船で出てくるぶっかけうどん
梅雨~秋ごろのシーズンになると、関門海峡エリアでの真鯛テンヤに出掛けることが多い。船釣りでは、基本はコンビニで買ったおにぎりやパンが主食になるのだが、その船では珍しく船長のサービスでぶっかけうどんがでてくる。
潮止まりなんかでちょっとまったりしてきた10~11時ごろに出てくるので、それを食べて13時の沖上がりまでのラストスパートに向けた小休止といった具合だ。肌寒い時はぶっかけうどんではなくカップラーメンが出てくるので、それはそれで楽しみである。
うどんが出る船はここ以外知らないので、かなりレアなサービスのひとつだろう。
ローカルうどんチェーンでの夜食
冬のシーバス釣りは修行になりがちである。良型サイズはあらかた産卵で沖に出て行っているので、産卵に絡まない50cmくらいのサイズを狙う事になるが何せ寒い。
九州に住んでいるので、まだマシだろうが釣れない時の寒さは余計に応える。ウェーディングで狙うことが多いので、腰から下は水の中。上から下まで冷え冷えになる。
だが、私の住む北九州には資さんうどんなる地域ローカルのうどんチェーンがあるのだ。
なんと24h営業である。深夜3時のシーバス終わりに温かいうどんが沁み入る。最近関西にも初進出したそうなので、ちょっと知名度が上がってきているかもしれない。
私のおすすめは「かしわごぼううどん+めんたいおにぎり」である。
ダイドーの自販機のアメリカンコーヒー
以前愛知に住んでいた時、ちょくちょく三重県の津市へロックフィッシュゲームをやりに行っていた。ロックフィッシュなので、だいたいいつも冬ごろに行くのだが寒いのでホットドリンクが欲しくなる。そんなときに、目的地までのちょうど中間地点くらいにダイドーの自販機があり、そこで飲み物を買うのが通例となっていた。
ダイドーのアメリカンコーヒーである。ちょっと安っぽい味なのだが、薄めが好きな私にはちょうどよくそこそこ甘めで冬に飲むのにちょうどいいのだ。
ダイドーの自販機がそんなに多くなく、あってもこのコーヒーがどこにもある訳ではないので、このためにその道を通っていたと言っても過言ではない。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>