ユベントス FWドゥシャン・ブラホビッチ 写真:Getty Images

 アーセナルが、ユベントスに所属するセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチ(22)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『トゥット・スポルト』が伝えた。

 2017年夏に加入したフィオレンティーナでブレイクしたブラホビッチは2022年1月にユベントスへ完全移籍。190cmの体格を活かして懐の深いボールキープやポストプレーの巧みさを武器に今季はここまでセリエA16試合で6ゴール2アシストを記録している。

 そんなブラホビッチに対して、過去何度も獲得に動いているアーセナルが再び関心を示している模様。ブラジル代表FWがブエリエウ・ジェズスとイングランド代表FWエディ・エンケティアが在籍しているアーセナルだが、直近3試合は未勝利と足踏みしていることからミケル・アルテタ監督は新たなストライカーの獲得を望んでいるようだ。

 アーセナルはブレントフォードのイングランド代表FWイバン・トニーや、ナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンは負担の大きいオペレーションとなり、1月に獲得するのは難しいという。そのため、セルビア代表FWは両者よりも安価なオプションとなり、移籍金は約6000ユーロ(約95億1000万円)と見積もられているようだ。

 なお、ユベントスのスポーツ・ディレクターを務めるクリスティアーノ・ジュントーリ氏は、同選手の去就について「アーセナルからの獲得オファー?その話については何も知らないし、何もない。ブラホビッチは売り物ではない」と放出を否定している。