小林友希 写真:Getty Images

 かつてヴィッセル神戸でプレーしていたDF小林友希は、スコットランド1部リーグのセルティックで構想外に。以前からJリーグ複数クラブからの関心が報じられる中、横浜F・マリノスへ移籍する可能性が高いという。

 小林は2021シーズン終了後に神戸からセルティックへ完全移籍も、アンジェ・ポステコグルー前監督のもと昨季は公式戦7試合の出場にとどまっていた。そして監督交代後も、昨年7月に行われた日本ツアーの横浜FM戦で前半から失点に絡むなど、低調なパフォーマンスを露呈。その横浜FM戦で負傷退場すると、復帰後もほぼ全試合ベンチ外と厳しい立場に置かれれていた。

 小林の去就を巡っては、昨年11月に神戸復帰の可能性が報じられたほか、英紙『サン』は昨年12月に「セルティック退団がすでに決まっている。複数のJリーグクラブが彼を追いかけている」と伝えていた。

 すると英紙『デイリーメール』は今月5日になって「小林は横浜FMへ期限付き移籍することになる」とリポート。セルティックのコーチを務めていたハリー・キューウェル氏の横浜FM監督就任に触れた上で、「キューウェル氏はロジャーズ監督にとって明らかに信頼できる人物だ。彼が横浜FMの指揮を執ることは、セルティックにとって利益となる」

 「これにより、ロジャーズ監督は小林の進歩を常に把握し、セルティックのトップチームでプレーするために必要な改善が施されるか把握することができる」と、横浜FM移籍によるメリットを解説している。

 横浜FMのセンターバック陣では、昨年末にアルビレックス新潟からDF渡邊泰基が完全移籍により加入。4日時点でDFエドゥアルドの去就が決定していないほか、ネット上では日本代表DF角田涼太朗の海外移籍を予想する声も見られる。