川崎フロンターレは2023シーズンの天皇杯優勝後に、MFジョアン・シミッチの退団を公式発表。DF山村和也の横浜F・マリノス移籍も正式決定した中、ブラジル1部ECバイーアからMFパトリック・ベルホンを獲得することが確実だと報じられているほか、ブラジル2部トンベンセ所属MFゼ・リカルドの加入もあるのではと、ネット上で話題になっている。
現在19歳のパトリックは、身長174cmで右利きのミッドフィルダー。2022年にバイーアのトップチームへ昇格したが、2023シーズンはブラジル1部リーグでわずか1試合の出場。ブラジルの移籍市場に精通するウリセス氏のYouTubeチャンネル『ExtraCampo』は3日に「パトリックとバイーアの契約期間は今年1月末までだが、契約延長で合意には至らなかった。日本行きの荷物をまとめており、川崎へ移籍する」と伝えている。
一方、現在24歳のゼ・リカルドは身長180cmで右利きの守備的MF。ロンドリーナFRやボアヴィスタなどブラジル国内の複数クラブを経て、昨年1月にトンベンセからゴイアスへレンタル移籍する。そのゴイアスではブラジル1部ほぼ全試合スタメン出場も、7月にトンベンセへ復帰。復帰後はブラジル2部リーグでわずか5試合の出場にとどまっていた。
そのゼ・リカルドが4日にインスタグラムを更新。ストーリーズにてパトリックとともに機内にいる自身の姿をアップして「兄弟よ、やってみようぜ」と一言添えているが、この投稿画像が瞬く間にX(旧ツイッター)上で拡散。
「パトリックだけでなく、ゼ・リカルドも日本来るのか」と両選手のJリーグ移籍を予想する声が上がっているほか、「パトリックは川崎みたいだけど、ゼ・リカルドももしかして川崎?」といったコメントも。中には川崎がシミッチの後釜としてゼ・リカルド獲得を期待するファン・サポーターも見られる。