クエンテン・マルティノス 写真:Getty Images

 かつて横浜F・マリノスや京都サンガなど、Jリーグ複数クラブでプレーしていた元キュラソー代表FWクエンテン・マルティノスは、昨年夏からオランダ2部TOPオスでプレー。今月4日に日本語でSNS投稿したことにより、ファン・サポーターの注目を集めている。

 現在32歳のマルティノスは、オランダ1部SCヘーレンフェーンでプロデビューを果たすと、欧州複数クラブを経て2016年3月に横浜FMへ移籍。横浜FMで2シーズンにわたりプレーした後は、浦和レッズ、ベガルタ仙台、モンテディオ山形と渡り歩き、2022年1月に京都へ加入。京都在籍期間中の2022シーズンはJ1リーグで3試合の出場に終わっていた。

 1シーズンでの京都退団後はしばらく無所属状態だったが、昨年9月1日にTOPオスへ加入。TOPオスはマルティノスの加入を発表した際、同選手が2023/24シーズン開幕前から練習参加も負傷離脱していることを明かしていた。

 このシーズン開幕前のコンディション不良もあり、今季はリーグ戦でわずか1試合の出場。昨年10月以降は再び負傷により、長期離脱を余儀なくされている。

 そんな中、マルティノス本人は4日、X(旧ツイッター)で「大きな発表!今日」と突如日本語で投稿。これには日本のファン・サポーターから「現役引退?」「日本語で投稿しているから。もしかしたらJリーグ復帰?」といった声が上がるなど、様々な憶測が駆け巡っている。

 ただ一方で、ドイツ発の移籍専門サイト『トランスファーマルクト』では今月3日に現役引退と表記されている。京都退団以降はコンディション不良に悩まされていただけに、スパイクを脱ぐ可能性が高いとみられる。