毎年、年末年始になると、その年に何が起きるかを知るために有名な予言者らの予言をピックアップした記事が紙面を飾る。今回は予言者ではなく、最新鋭のAIに今年世界で何が起きるのか、尋ねてみた結果を紹介したい。
果たしてこれらの大規模言語モデルは、超能力、占星術、予言の領域に対抗できるのだろうか？ AIによって面白い回答が出ているので、なかなか興味深い内容になっているはずだ。
ChatGPT：
水中都市のプロトタイプが出現し、人口過剰の解決策として水中居住地への関心が高まる。
神経インターフェイスを通じて無言の会話を可能にする、初のマインド・ツー・マインド・コミュニケーション・デバイスが市場に登場する。
Bing：
2024年、世界初の宇宙ホテルが開業。このホテルは地球低軌道上に位置し、宿泊客に宇宙での生活というユニークな体験を提供する。 ホテルには最先端のテクノロジーが導入され、息をのむような地球の眺望が楽しめる。 宿泊客は宇宙遊泳に参加したり、無重力スポーツを楽しんだり、グルメな宇宙料理を食べたりすることができる。
Claude：
複数の大手企業が個人的な移動手段や旅行用の実用的なモデルを発表し、空飛ぶ車がついに現実のものに。 エアタクシーが大都市で一般的になる。
実験室で培養された食肉がついに現行の養殖された肉と同等の価格を達成し、肉の消費ブームと伝統的な農業の衰退をもたらす。 一方で新たな食品技術は倫理的議論を引き起こす。
Bard：
科学者たちが、夢の中に入って共有できる技術を開拓。 一夜にして世界的な「ドリームキャッチャー・ネットワーク」が出現し、人々は体験を交換し、幻想的な風景を探索し、共有された夢空間で創造的なプロジェクトに協力することになる。 一方で個人のプライバシーや悪夢がウイルスのように広がる可能性についての懸念を引き起こす。
サワードウ・スターターが、パンの意識に関する画期的な研究でノーベル発酵賞を受賞。 その結果、バゲットの売り上げが激減する。
いかがだっただろうか。どのAIも新しい技術に関する独創的な未来予測をたてているのが興味深い。これらの未来予測の中で的中するものはあるのだろうか。期待していきたい所だ。
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【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS（アトラス）」からの提供です】
文＝飯山俊樹（ミステリーニュースステーションATLAS編集部）
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提供元・TOCANA
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