円安の影響もあり、年々価格が上がり続けているiPhone。iPhoneの販売当初は新機種が出る度に買い換えていたという方も、ここ数年は2〜4年ほどは同じ機種を使い続けているケースがほとんどではないだろうか。
そして、iPhoneの値段が上がるごとに不安が募っていくのが、修理費である。壊れたからといって簡単に買い換えられるほど安くはないので、できれば修理をして使い続けたいところだが、iPhone以外にも物価の高騰が続く現代において、正直なところAppleCare代だけでも節約したいところである。
そもそも「AppleCare」って?
AppleCareとは、Appleが提供しているApple製品専用の保証サービスのことだ。正式名称は「AppleCare+ for iPhone」「AppleCare+ for iPad」のように製品名が最後に付け加えられている。このAppleCareを契約していると、たとえば、最大容量が80%を下回ったバッテリーの無償交換や、画面の割れ・背面ガラス割れの修理代金割引といった特典が受けられる。
最新のiPhone15の場合、AppleCare+ for iPhoneを一括で2年間付帯する場合は23,800円、月額で付帯する場合は月々1,180円となっている。一番シンプルなiPhone15の128GBモデルが定価124,800円(分割払いの場合は月々3,466円)と考えると、AppleCareの出費はなかなか痛いところだが、高額な修理代のことを考慮すると、やはり入らざるを得ないのではないかと筆者は思っていた。
しかし、今回ご紹介する、あとぺ@iPhoneおトク情報@atope_iphoneさんがXにポストした内容によると、なんとAppleCareに入ってはいけないと注意喚起がされている。一体なぜなのか。
通信料を支払っているクレカの保険をチェック!
あとぺ@iPhoneおトク情報@atope_iphoneさんによると、近年ではクレジットカードに付帯する「スマホ保険」なるものが存在するらしい。スマホ保険は、主に大手キャリア・端末メーカー・保険会社などが独自に商品として販売している保険だ。先ほどご紹介したAppleCareも、iPhone本体に購入時に必ず保証されている製造上の不具合以上のトラブルに対応するためのスマホ保険の一種である。とくに近年では、月々数百円からはじめられる”保険会社”のスマホ保険が人気と聞いていたが、”クレカ付帯”のスマホ保険であっても保証内容は十分なのだろうか。