Xのオーナー、イーロン・マスクが、大御所パンクロックバンド、グリーン・デイの大晦日のパフォーマンスに関して、ルーツから離れてしまったと皮肉を込めたコメントを投稿した。
大晦日、ハリウッドのロックイベントでパフォーマンスの最中、ボーカルのビリー・ジョー・アームストロングは、2005年にグラミー賞を受賞した「アメリカン・イディオット」のタイトル曲の歌詞を変更。「俺はレッドネック(田舎の保守層)のアジェンダになんて加わらない」のところを「MAGAのアジェンダになんて加わらない」とし、トランプ氏またはトランプ支持者を批判した。
作品は9・11同時多発テロ事件後、アメリカをイラク戦争に導いたブッシュ政権時代に書かれた。
これに対してマスク氏は「グリーン・デイは”マシーン(権威や体制)”に対して激しく怒っていたところが、”マシーン”のために怒ってしまってる」と、返って権威を支持していると皮肉った。