セルティック所属FW古橋亨梧は、AFCアジアカップに向けての日本代表メンバーから落選。セルティックでの得点力不足が監督交代による影響だと指摘される中、本人が自身のプレーも含めたチーム全体の問題について語っている。
古橋は昨季、公式戦で30ゴール以上をあげるなど、セルティックのリーグ連覇やスコットランド3冠達成に大きく貢献。しかし今季はリーグ戦で8ゴールと本来のパフォーマンスを発揮できず。昨年12月にはリーグ戦2試合つづけてオ・ヒョンギュにスタメンの座を明け渡すなど、苦境に立たされていた。
古橋の得点力不足については、アンジェ・ポステコグルーからブレンダン・ロジャーズへの監督交代により、攻撃時に下がり目のポジションをとることが多くなったことが要因だと一部で指摘されている。
英メディア『フットボール・スコットランド』によると、本人はチーム全体が昨季よりも今季の方が厳しい戦いを強いられている理由について、以下のように語ったという。
「シーズン当初は、チームとして攻撃的なプレーがうまく機能していたが、今は相手がより良い対策を敷いています。ゴール前での崩しを狙う中、そこからカウンターやセットプレーで失点を重ねています。『どうやって相手の守備を崩すのか』はセルティックで常に課題だったが、今シーズンはさらに大きな問題として浮き彫りになっています」
また『フットボール・スコットランド』は古橋の発言を受けて、「彼があまりゴールを決められないのは、ロジャーズ監督のせいだと指摘する識者もいる。しかし本人はスコットランド1部リーグの相手が守備面で改善してきたことを明かしている」と綴っている。