パリ・サンジェルマン(PSG)が、マンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFカルバン・フィリップス(28)の獲得に興味を示しているようだ。フランス『フット・メルカート』が伝えた。
今季のリーグ・アンで首位に位置しているPSGは今冬にサンパウロのブラジル人DFルーカス・ベラウドを獲得済みで、コリンチャンスのU-23ブラジル代表MFガブリエル・モスカルドの獲得も決定的。だが、ポルトガルDFヌーノ・メンデスの復帰が遅れている左サイドバックの補強に加えて、モスカルドが離脱することになったことから経験豊富なMFの獲得を望んでいるという。
そのなかで、フランス王者はジョゼップ・グアルディオラ監督の構想から外れていることから今冬の移籍が有力視されているフィリップスに注目している模様。レンタル移籍を望んでいるニューカッスル・ユナイテッドに加えて、ユベントスやリバプール、バイエルン・ミュンヘンが視線を注いでいるものの、イングランド代表MF争奪戦でポールポジションに立っているとのことだ。
出足の鋭いボール奪取能力と広い視野、高水準のキック精度を活かした展開力が魅力のフィリップスはリーズで台頭すると、昨夏にシティへ移籍。だが、グアルディオラ監督の信頼を掴むことはできず、1年目の昨季はプレミアリーグ12試合の出場に終わると、今季もリーグ戦4試合の出場で11月上旬から出場機会はない。