チェルシーが、ニースに所属するフランス代表DFジャン=クレール・トディボ(23)の獲得に動き出すようだ。フランス『フット・メルカート』が伝えた。
トゥールーズでプロキャリアをスタート後、2019年1月にステップアップしたバルセロナでは思うような出場機会を手にすることはできず、シャルケやベンフィカへのレンタル移籍を経験。2021年2月にニースへ加わると、フィジカルの強さなどを武器に今季もここまでリーグ・アン14試合に出場している。
昨年9月にはフランス代表デビューも果たしたトディボは今季終了までニースにとどまり、今夏にステップアップする予定だったという。だが、今季のパフォーマンスを受けて、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーが視線を注いでいる模様だ。
そのなかで、直近数回の移籍市場で大金を費やしているチェルシーだが、守備陣に満足しておらず、再び投資する準備ができているという。しかし、フランス代表DFにはユナイテッドも何ヶ月にわたってモニタリングしており、スカウトを派遣しているようだ。
また、センターバックの主力2選手が離脱したことから今冬に守備強化を目指していたトッテナム・ホットスパーが具体的なアプローチをするも、ニースが交渉を先延ばしに。これを受けて、ジェノアのルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシンにターゲットを変更したとみられている。