アルテム・ドフビク 写真:Getty Images

 チェルシーが、ジローナに所属するウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(26)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『サン』が伝えた。

 昨夏にエクアドル代表MFモイセス・カイセドをクラブ史上最高額で獲得するなどしたものの、プレミアリーグでは10位となかなか上位争いに絡めないチェルシー。この状況を受けて、マウリシオ・ポチェッティーノ監督は今冬に補強に動くことを明言している。

 そのなかで、ストライカー獲得に動いているチェルシーはドフビクを理想的なターゲットとして獲得候補の上位に入れており、スカウトを派遣している模様。また、ポチェッティーノ監督は1月中旬からアフリカネーションズカップに参戦することから離脱予定となっているセネガル代表FWニコラス・ジャクソンと争わせたいと考えているようだ。

 また、ドフビクの代理人はウクライナ代表MFミハイロ・ムドリクと同じであり、選手同士はとても仲が良いとのこと。なお、同選手とジローナの現行契約は2028年夏までとなっており、移籍金は4500万ユーロ(約70億1000万円)前後になる見込みのようだ。

 母国のチェルカースィでプロキャリアをスタートさせたドフビクじゃ、デンマークやウクライナの複数クラブでのプレーを経て、昨夏にジローナ入り。ポストプレーの巧みさや決定力の高さを武器に今季はラ・リーガ17試合で11ゴール5アシストの数字を残している。