フナ釣り大会優勝!?

これも小学校高学年の時のこと。友人に誘われて某フナ釣り大会に参加。

大人に交じって茨城県まで貸し切りバスで遠征。意外!?にも少年の部で優勝した!

釣り歴50年の釣り人がついた可愛いウソは「部員1人だけの釣り部部長だったこと」フナ釣り大会のトロフィー(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

しかし、実は少年の部の参加者は、誘ってくれた彼と筆者の2人だけ……。

そのことを隠して、今でも昔フナ釣り大会で優勝したことがあると豪語している。

似た様な内容で、乗合(タチウオ)船で竿頭の経験もあると自慢しているが、実はその日の釣り人は初心者の妻と2人だけだった……。

釣り部部長とうそぶく

高校時代は「釣り部」だった。入部時にはいた3年生が卒業すると、筆者は2年生の時に部長になった。多方面で釣り部の部長だったと話しているが、これも筆者が最も得意とする少人数でのトップのパターンで部員は筆者のみ。卒業アルバムの顧問の先生とのツーショット写真が虚しい……。

釣果履歴詐称?

釣り人の間では、30cm以上をクロダイと呼びそれ以下はチンチンやカイズと呼ぶことが一般的。しかし実は学生時代に本牧海づり施設で釣り上げた29.5cmのカイズが最大で、他にはハゼ釣りの外道にチンチンを数匹釣ったことがあるのみ……。

釣り仲間などには今までに釣ったことのある魚の中にはクロダイも含めて話している。29.5cmは四捨五入すれば30cmになるからクロダイでOKと自分なりに認定しているし、大きさは必ずしも絶対条件ではないからと開き直って語ることにしている。数年前に沼津のボート釣りであっさり初心者の妻がクロダイ(38cm)を釣った時の悔しさは忘れない。

まとめ

あらためてみると、小さな嘘が並んだなと実感する。釣りを愛すればこその嘘の数々に笑い流していただければ幸いだ。

<藤倉聡/TSURINEWSライター>