新年に向けて財布を新調してはどうだろう。キャッシュレス化がどんどん進んでいく近年、手持ちのアイテムをなるべくシンプルにしたいミニマル思考の人も増えている。今回は、スマートな男性にぴったりなレザーのミニ財布を5つ紹介する。

目次
・革の王様「ブライドルレザー」で作ったミニマルな革財布
・ラグジュアリーブランド「フェンディ」のスモールレザーグッズ
・イタリア製革小物ブランド「ラルコバレーノ」のミニ財布
・イビサのメンズシリーズ「エルカミーノ」
・ノブレッサ×エンボスクロコレザーを楽しめるレザー財布

革の王様「ブライドルレザー」で作ったミニマルな革財布

大阪府茨木市で革小物の製作・販売をするクアトロガッツ社はこの冬、革の王様「ブライドルレザー」で作った大人のためのミニマルな革財布「ブライドルレザーの小さいふ」を発売した。

同社は、小さい財布の専門店として18年以上にわたりモノづくりに携わっている。

「革の王様」とも呼ばれ、最高グレードの革とされるブライドルレザーは、1000年以上前のイングランド北西部で、馬具に使われる耐久性と堅牢性を備えた革として誕生したのが発祥とされている。

ブライドルレザーは「ブルーム」と呼ばれる革の表面に現れる白い蝋(ロウ)が特徴で、使うほどに落ちて、艶と美しさが増すのが魅力だ。

「ブライドルレザーの小さいふ」は、表には姫路の100年以上続くタンナーである「山陽」でつくられた国産の姫路レザーを使用している。「山陽」のある兵庫県姫路市は1500年の革造りの歴史を持ち、豊臣秀吉の甲冑に使われたことでも知られている。

中のパーツには、化学物質を一切使わず環境への負荷も配慮された、栃木レザー社のフルベジタブルタンニングレザーを使用。

一つひとつハンドメイドで作られ、職人の技術が詰まった「ブライドルレザーの小さいふ」は自分だけの特別なアイテムになりそうだ。

ブライドルレザーの小さいふ(大サイズ)
価格:18,370円(税込)

ラグジュアリーブランド「フェンディ」のスモールレザーグッズ

イタリア・ローマ(Rome)を代表するラグジュアリーブランド フェンディ(FENDI)の2023-24年秋冬コレクションより、スモールレザーグッズが登場。

メンズからは、フロントにパラジウム仕上げが施された「FF」ロゴのメタルアクセサリーが輝く「FF スクエア」の新作スモールレザーグッズが発売された。

カーフレザーと、「FF」ロゴジャガードのコントラストが楽しめる2つ折り財布は、デザイン性はもちろん機能性にも注目だ。内側に紙幣用コンパートメント1つとカードスロットを8つ、さらにバックポケットを備えた、ミニマルながら高い機能性を誇る財布に仕上がっている。

大人の男性にふさわしいラグジュアリーな財布は、身に着けているだけで男を格上げしてくれそうだ。

「FF スクエア」二つ折り財布
価格:64,900円(税込)