便利で快適なファシリティが揃ったホテルに、自宅のように長期滞在する──そんな新しいライフスタイルが注目されている。

グッドルーム社が運営するホテルのサブスクリプションサービス「goodroom サブスくらし」にて、今年で第3回目となる「住みたいホテルアワード2023」が発表された。

「泊まる」ではなく「住む」という切り口でホテルを評価。全国47都道府県800以上の施設から受賞ホテル4か所を決定した。

最短2週間から住み替えられる「goodroom サブスくらし」

「goodroom サブスくらし」とは、全国800の施設から部屋を選んで、気軽に長期滞在できるホテル・マンスリーのサブスクリプションサービスだ。

自然豊かな地方都市でのテレワークや、観光地のにぎわいの中での旅するような暮らし、あるいは多拠点生活などに適した多彩なホテルがラインナップ。月額基本料金6.98万円~という、賃貸と変わらない、わかりやすい定額制で利用できる。

今回の「住みたいホテルアワード2023」グランプリは、東京の「ベッセルイン高田馬場駅前」。宿泊実績、コストパフォーマンス、ユーザー評価の総合評価において最も高いポイントを得た。

コンセプトは「Smart casual」で、機能とデザインを心地よいバランスで追及した空間が魅力だ。東京メトロ高田馬場駅直結で利便性が良く、観光を楽しめる立地も人気のポイント。部屋の内装は全体的にシンプルかつデザイン性が高く、シモンズ社製のベッドで快適な眠りを実現する。

ベッセルイン高田馬場駅前

ベッセルイン高田馬場駅前

続いて1ヶ月の滞在費用が20万円以上のハイエンドホテルのうち、宿泊実績が多い「ご褒美部門」には、東京湾を望むアーバンリゾートホテル「ラビスタ東京ベイ」が選ばれた。

“ラビスタ=眺望”の名にふさわしいロケーションに位置し、東京タワーや東京スカイツリー、レインボーブリッジなど首都を彩る夜景を堪能できる。

館内には美しい眺望を誇る天然温泉の大浴場、スカイバー、ジャグジー付き屋内プールなどがあり、特別な滞在を楽しめる。

ラビスタ東京ベイ

ラビスタ東京ベイ

1ヶ月の滞在費用が20万円以下とコストパフォーマンスに優れ、宿泊実績が多かった「愛され部門」には東京の「品川プリンスホテル」が選出。

東京の南玄関口、品川駅から徒歩約2分の好立地。館内には水族館や映画館を備え、余暇も楽しめる。

「サブスくらし」で利用できるイーストタワーの部屋は、コンパクトながらクローゼットやデスクがあり、暮らしの動線が考えられたレイアウト。食べる・遊ぶ・暮らすが全部揃ったエンターテインメントホテルだ。

品川プリンスホテル

品川プリンスホテル

最後に、最短2週間から自由に住み替えられる「サブスくらし」サービス利用者の中で、長期滞在者の利用が多かった「居心地部門」に選ばれたのは、東京の実力派ホテル「東急ステイ日本橋」。

「住まいにホテルの機能をプラスする」という発想から生まれた東急ステイの目玉は家電だ。電子レンジやドラム式洗濯機などの家電が部屋にあり、マンションのようなホテル暮らしが実現する。

また、ホテルとしては珍しい掃き出し窓とベランダ付きの部屋があるのもポイント。気詰まりになりがちなホテル暮らしの中でも、他のホテルでは味わえない開放感があり、特に長期滞在者からの人気を獲得した。

東急ステイ日本橋

東急ステイ日本橋

いずれもまったく違った体験のできる個性派ホテルばかり。サブスクリプションサービスの恩恵を存分に活用して住み歩くのも楽しそうだ。

(SAYA)