ローマが、ウニオン・ベルリンに所属するイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(36)の獲得が難航しているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えた。
元イングランド代表DFクリス・スモーリングとアルバニア代表DFマラシュ・クンブラが離脱していることに加えて、コートジボワール代表DFエバン・エンディカがアフリカネーションズカップに参加する可能性が高いローマ。センターバックを主戦場としている選手がイタリア代表DFジャンルカ・マンチーニとスペイン代表DFディエゴ・ジョレンテのみとなっており、守備の強化に動いている。
そのなかで、獲得候補に挙がっていたのが昨季までユベントスでプレーしていたボヌッチだ。新天地では公式戦10試合の出場にとどまっている同選手は今季終了までの半年契約に1年の延長オプションが付随した短期契約に加えて、年俸の引き下げを受け入れことからローマ移籍が非常に迫っていたという。
しかし、ローマのゼネラルマネージャー(GM)を務めるチアゴ・ピント氏は元ユベントスDFと交渉が始まった時からサポーターからの反感を理解していた模様。今後48時間で最終決定が下されるようだが、現時点でイタリア代表DFの獲得が非常に困難な状況になっているという。
なお、この状況を受けてローマはウェストハム・ユナイテッドでプレーするドイツ代表DFティロ・ケーラーのレンタルなど別のオプションを検討しているとのこと。同選手は今季のプレミアリーグ4試合の出場にとどまっている。