アーティストたちの「未来に向けたメッセージ」を作品から読み解く。

スイス発のファッションブランド「Akris(アクリス)」が、アートメディア「ARTnews JAPAN」とコラボレーション。国内外で活躍する気鋭のアート・プロデューサー、山下有佳子さんを迎えたエキシビション「Reimagining the Values」の最終章を、帝国ホテルプラザ1階の「Akris Salon(アクリス サロン)」で来年1月31日(水)まで開催中だ。

佐々木類《Subtle Intimacy》(2022)

佐々木類《Subtle Intimacy》(2022)

こだわりと共に上質な服作りを続けるブランド「アクリス」

「アクリス」は、1922年にアリス・クリームラー=ショッホさんが地元の女性たちのためにエプロンを作ったところからスタートしたブランド。以来、同ブランドは「Women with Purpose(目的を持つ女性たち)」を称え、現在も創業の地であるザンクト・ガレンを拠点に服作りを続けている。

現在のクリエイティブディレクターは、アリスさんの孫でもあるアルベルト・クリームラーさん。

アルベルトさんはアートや建築物から多くのインスピレーションを得て、数々のアーティストや建築家とのコラボレーションコレクションを発表。

サステナブルな取り組みを意識しつつ、最高級の素材を使用して作られるタイムレスな洋服やバッグは、今なお世界中から高い評価を得ている。

「Reimagining the Values」の最終章が開幕

現在開催中のエキシビション「Reimagining the Values」の最終章は「受け継ぐ」がテーマ。佐々木類さん、シャイフル・アウリア・ガリバルディさん、渡邊慎二郎さん、渡辺志桜里さんら4人のアーティストが、アート作品を通じて未来に向けてのメッセージを発信する。

佐々木類《Subtle Intimacy》(2022)

佐々木類《Subtle Intimacy》(2022)

シャイフル・アウリア・ガリバルディ《Irmo Ehoor#2》(2023)、《Sudor Klasira#1》(2020)

シャイフル・アウリア・ガリバルディ《Irmo Ehoor#2》(2023)、《Sudor Klasira#1》(2020)

渡邊慎二郎《untitled》(2023)

渡邊慎二郎《untitled》(2023)

渡邊慎二郎《グリーン車》(2020)

渡邊慎二郎《グリーン車》(2020)

渡辺志桜里《RED》(2022)

渡辺志桜里《RED》(2022)

それぞれのアーティストのメッセージ、そして「アクリス」の美学をエキシビションを通じて感じたい。

アートエキシビション by Akris × ARTnews JAPAN
Reimagining the Values Vol.3
「After us:受け継ぐということ」
会期:開催中~2023年1月31日(水)
会場:Akris Salon
所在地:東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルプラザ1階
開廊時間:11時~17時
入場料:無料

(IKKI)

※内容は予告なく変更となることがある