テオ・エルナンデス 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘンが、ミランに所属するフランス代表DFテオ・エルナンデス(26)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えた。

 今季もここまでブンデスリーガ14試合に出場して3アシストを記録しているカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスと2025年夏に契約満了を迎えるバイエルン。ドイツ王者は同選手との契約延長を目指しているが、選手サイドは高額年俸を要求していることから平行線を辿っており、強い関心を示しているレアル・マドリード移籍の可能性が取り沙汰されている。

 そのなかで、バイエルンはデイビスを流出した場合の後釜としてテオに注目している模様。ミランと2026年夏まで契約を結んでいるフランス代表DFだが、クラブのスポーツ面での状況に満足していないという。状況が改善されなければ退団する可能性もあるようだが、カナダ代表DFの獲得に失敗した場合の代替案として古巣のマドリードも関心を示しているようだ。

 2017年夏にアトレティコ・マドリードから加入したレアル・マドリードで出場機会に恵まれなかったテオは2019年夏にミランへ完全移籍。攻撃センスを遺憾なく発揮してクラブのスクデット獲得に貢献すると、今季もここまでセリエA14試合に出場して2ゴール1アシストを記録している。