アントニー・マルシャル 写真:Getty Images

 インテルが、マンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表FWアントニー・マルシャル(28)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

 今夏に加入したフランス代表FWマルクス・テュラムがすぐさまフィットした一方で、オーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチが離脱しているインテル。攻撃強化を画策しているインテルはポルトに所属するイラン代表FWメフディ・タレミの獲得を目指している模様だ。

 インテルは来夏にフリーとなるイラン代表FWの獲得に向けて動いており、ポルト側が1月の移籍に前向きであれば、交渉するつもりだという。ただ、同時に放出オペレーションも進めないといけないようで、その候補がサウジアラビアからの関心が浮上しているチリ代表FWアレクシス・サンチェスだという。

 また、インテルはタレミの獲得に失敗した場合の代替案として、今季限りでユナイテッドとの現行契約が満了となるマルシャルに注目しているという。シモーネ・インザーギ監督は同選手を高く評価している一方で、ユナイテッドも1月での放出に前向きとのことだ。

 オリンピック・リトンでプロキャリアをスタートさせたマルシャルは、モナコでのプレーを経て2015年夏にユナイテッド入り。2022年1月から半年間はセビージャへのレンタル移籍を経験すると、今季はここまでプレミアリーグ13試合に出場して1ゴール1アシストを記録している。