マタイス・デ・リフト 写真:Getty Images

 アーセナルが、バイエルン・ミュンヘンに所属するオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(24)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『アスレティック』が伝えた。

 アヤックス下部組織出身のデ・リフトは2016年夏にトップチーム昇格を果たすと、ユベントスでのプレーを経て、2022年夏にバイエルンへ移籍。昨季は公式戦43試合に出場したものの、今季は負傷などの影響で絶対的な地位を築くことはできず、ここまでブンデスリーガ8試合の出場にとどまっている。

 そんなデ・リフトに対して、さらなる守備強化を目指しているアーセナルが動向を追っている模様。だが、アーセナルは今夏にクラブ市場最高額の移籍金を投じてイングランド代表MFデクラン・ライスを獲得したため、ファイナンシャル・フェアプレーへの抵触を避けるべく、資金が限られているという。

 また、来夏にはブレントフォードからレンタルで加入しているスペイン代表GKダビド・ラヤを完全移籍で獲得するために移籍金2700万ポンドを支払わなければいけない。そのため、アーセナルは1月ではなく、来夏にオランダ代表DFの獲得に動く可能性が高いようだ。、

 なお、守備強化にプライオリティを置いているアーセナルはアーセナルはデ・リフトのほかに、ボルシア・ドルトムントでプレーするドイツ代表DFニコ・シュロッターベックにも注目しているとのこと。ただ、契約状況と移籍金を鑑みると、来夏まで待たなければいけないようだ。