株式会社ヤプリは、全国の18~69歳の男女1,200人を対象として2023年9月に実施した「購買プロセスにおけるアプリ、SNS、ウェブの使い分け」をテーマにしたインターネットリサーチの結果を公表しました。
なお、本記事は、プレスリリース記事および調査結果資料の内容に基づいています。
SNSでの情報収集は新聞・ラジオ・雑誌の2~3倍
日々、消費者は多様なメディアを通じて、ブランド・商品・サービスについての情報収集を行っています。
本調査で「週1日以上、 ブランド・商品・サービスについての情報に触れる経路をすべて選んでください」という設問では、テレビが56%で最多となりました。
次いで、YouTube、LINE、X(旧Twitter)、InstagramといったSNSが20%台半ばで続いています。
一方、新聞は14.8%、ラジオは9.8%、雑誌は7.9%という結果が出ていることから、SNSを使用する消費者が新聞・ラジオ・雑誌などのメディアの2~3倍いるという結果になりました。
ちなみに、サイト・オンラインストアやネット広告、企業公式アプリなども17~18%となっており、新聞やラジオなどのオフラインチャネルよりもオンラインチャネルを使用している消費者が多いようです。
購入・利用の検討は店舗よりもオンライン
次の「ある商品・サービスの購入・利用を検討する際に、情報収集をする経路をすべて選んでください」という設問では、企業公式サイトが34.3%で最多という結果になりました。
続いて、オンラインストアモール(Amazonや楽天など)が32.8%となった一方、32.2%は店舗に行くと回答。購入前の検討段階での情報収集では、オンラインだけでなく、実際に店舗に行って情報収集をする消費者も多いようです。
また、Instagram、X(旧Twitter)、YouTubeが20%前後となっており、SNSの声を参考にする消費者も一定数いることがわかりました。
調査概要
・調査期間:2023年9月時点
・調査対象:全国18~69歳男女 1,200人
・調査方法:WEBアンケート(協力:株式会社オノフ)
<参考>
1200人に聞いた、購買プロセスにおけるアプリ・SNS・ウェブの使い分け調査(2023年版)〜認知・検討・購買の各フェーズで最適な顧客接点とは?〜