株式会社レソリューション(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役:廣谷 旭)は、整備工場経営者/採用業務に関わる整備工場従業員を対象に、「無資格整備士の雇用に関する調査」を実施しました。
世界有数の自動車生産国であり、また、保有台数も年々増加している自動車大国日本。
マイカーだけでなく、カーシェアリングサービスやレンタカー、さらには路線バスやタクシーなど、運転したり利用したりするクルマが「ちゃんと走り、曲がり、止まる」のは極々当たり前だと思っていませんか?
そんな当たり前の状態にしてくれているのが“自動車整備士”というのは言うまでもありません。
国家資格である自動車整備士の資格を持つ方がしっかりと整備してくれるからこそ、クルマの安全性が担保されているわけです。
その一方で、少子高齢化の加速や「若者のクルマ離れ」などを背景に、整備士不足が深刻化しています。
そのため、整備士は現在売り手市場といわれており、有資格者はもちろん、無資格者であっても、タイヤ交換やエンジンオイル交換、板金塗装に関する業務など、資格がなくても行える作業で実務経験を積み、3級自動車整備士の資格取得を目指す方も多いです。
では、有資格整備士の採用状況や無資格整備士の育成体制など、整備士採用の実態はどうなっているのでしょうか。
売り手市場の現在、整備工場は難しい課題に直面しているかもしれません。
そこで今回、「3級自動車整備士資格取得支援」を提供する株式会社レソリューションは、整備工場経営者/採用業務に関わる整備工場従業員を対象に、「無資格整備士の雇用に関する調査」を実施しました。
調査概要:無資格整備士の雇用に関する調査
【調査期間】2023年6月19日(月)〜2023年6月21日(水)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】1,016人
【調査対象】調査回答時に整備工場経営者/採用業務に関わる整備工場従業員であると回答したモニター
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
【即戦力!】有資格者の自動車整備士の採用活動の頻度は?
はじめに、即戦力となり得る自動車整備士(有資格者)の採用状況について伺いました。
「自動車整備士(有資格者)の採用活動の頻度はどのぐらいですか?」と質問したところ、『常時募集している(59.1%)』『欠員・補充計画が出た際に募集をしている(39.0%)』『募集は一切していない(1.9%)』という結果になりました。
6割近くの整備工場が、常時自動車整備士の有資格者を募集していることが分かりました。
人員不足に陥っている整備工場は多い様子がうかがえます。
続いて、有資格者の採用状況について伺いました。
「自動車整備士(有資格者)の募集をした時の採用状況はいかがですか?」と質問したところ、『少し時間はかかるが採用充足できる(49.6%)』という回答が最も多く、次いで『すぐに採用充足できる(27.9%)』『採用要件を変更してようやく採用できる(19.2%)』『人材紹介会社・人材派遣会社を利用して充足できている(3.3%)』と続きました。
『すぐに採用充足できる』は3割に満たず、7割以上の整備工場が、採用まで時間がかかったり採用要件を変更せざるを得なかったりと、思惑通りに有資格者は採用できていないことが分かりました。
やはり有資格者採用は難しい様子がうかがえます。
【貴重な戦力!】無資格の自動車整備士の採用状況が明らかに
自動車整備士の有資格者採用は難しい実態が明らかになりました。
一方、これから実務経験を積んで資格取得を目指している無資格の整備士希望者採用については、どのような姿勢なのでしょうか。
そこで、「無資格の自動車整備士希望者を採用していますか?」と質問したところ、『採用している(59.5%)』『採用していない(27.4%)』『採用していないが検討はしている(13.1%)』という結果になりました。
6割近くの整備工場が、無資格の整備士希望者も採用していることが分かりました。
冒頭でも述べた通り、無資格でもタイヤ交換やエンジンオイル交換などは行えますし、自動車系の学校を卒業していなくても、機械関係の学校を卒業していれば6か月、それ以外の学校を卒業していれば1年の実務経験を積めば3級自動車整備士の受験資格が得られますから、人手不足解消だけでなく、中長期的な目線で整備士人材の確保に動いている整備工場も多いといえそうです。
その一方で、約4割の方が『採用していない』『採用していないが検討はしている』と回答しました。
どのような理由があり、現状、無資格の整備士希望者を採用していないのでしょうか。
前の質問で『採用していない』『採用していないが検討はしている』と回答した方に、「無資格の自動車整備士を採用していない理由はなぜですか?」と質問したところ、『無資格者を雇う余裕がないから(費用面)(38.7%)』という回答が最も多く、次いで『即戦力しか求めていないから(26.6%)』『無資格者を雇う余裕がないから(教育面)(26.3%)』『無資格者を採用しても意味がないから(7.2%)』と続きました。
合わせて6割以上が『無資格者を雇う余裕がないから(費用面)』『無資格者を雇う余裕がないから(教育面)』と回答したことから、将来を担う人材を確保したいという想いはあるものの、費用面、教育面が高いハードルとなり、採用について諦めざるを得ない整備工場は多いと言えそうです。
自動車整備士(有資格者)の人員は足りている?足りていない?
ここまでの調査で、自動車整備士の有資格者、無資格の整備士希望者それぞれの採用状況について明らかになりました。
有資格者だけでなく、無資格の整備士希望者も採用している整備工場は約6割と多い一方で、費用面や教育面に余裕がなく、無資格の整備士希望者については採用を見送っている整備工場も決して少なくないのが実情のようです。
では、経営・勤務する整備工場について、自動車整備士(有資格者)の人員は、現状十分に揃っているのでしょうか。
整備士採用難の時代、整備士資格保有者を育成する時代へ
今回、無資格整備士の雇用に関する調査を実施した株式会社レソリューションが提供する「3級自動車整備士資格取得支援」は、自動車整備士を目指す無資格者の方に対して技術面・金銭面・知識面を資格取得するまで、レソリューションがサポートするサービスです。
自動車整備士数が減少していく中、一人でも多くの方に整備士を目指していただけるように、レソリューションが資格取得までのフォロー(学力面・金銭面)をしてまいります。
※フォロー内容は、「働きながら」資格取得を目指される方前提の内容です。
【レソリューションが提供する学科試験勉強サポート】
★POINT 1:元自動車整備専門学校講師によるオンライン or 対面での授業を開催
〜レソリューション3級資格対策授業→7時間/1回〜
《一般科卒業の場合》
参加回数:5月〜2月→2回/月…20回
3月〜9月→1回/月… 7回
参加時間:7時間×27回=189時間
《機械系学科卒業の場合》
参加回数:5月〜2月→2回/月…20回
参加時間:7時間×20回=140時間
〜講師プロフィール〜
《保有資格》検査員
某国産ディーラーにて20年メカニックとして従事。
現場経験を活かし、教育現場へ転向。
近畿エリアの某自動車整備専門学校の教員経験を活かし、2022年レソリューション専任教師として着任。
★POINT 2:専門学校の授業で実際に使用されている教科書をもとに本格的な授業を開催
開催場所は大阪 or 東京です。遠方で参加できない方は自宅からオンラインで参加をしていただけます。
また、授業中は終始撮影をしております。授業に参加できない方や、勉強の復習として視聴していただくことも可能です。
【整備士を諦めるな】メカニックの一生に寄り添う企業であり続ける株式会社レソリューション
株式会社レソリューションは、「整備士業界」に専門特化したユニークな人材ビジネスカンパニーです。
主に自動車整備士(1級・2級・3級・検査員)の国家資格保持者の集団でこの分野ではリーディングカンパニーです。
これまで多くの自動車整備士さんの就職・転職のお手伝いをしてまいりました。
その実績は、ご利用いただいた自動車整備士さんはもちろんのこと、大手ディーラー様をはじめ数多くの企業様より評価いただいております。
★01 大型研修施設のセミナーでキャリアをサポート
提携大型研修施設で充実した設備と豊富な実戦経験を持つ講師陣による最先端技術研修を受講することが可能です。経験に不安な方もサポートします。
★02 資格取得支援制度でキャリアアップ
レソリューションでは、次のステップへあがるために資格取得を金銭的に支援する制度があります。
★03 将来の転職先もサポート
ご希望や条件をお聞きした上で、納得のいく職場を探せます。あなたが働いている間にレソリューションが全力で転職活動をサポートします。
株式会社レソリューションは、無資格から自動車整備士を目指したい方はもちろん、自社の将来を担う人材の採用・育成に力を入れたいという整備工場も応援しています!