日産自動車は2023年12月22日、幕張メッセ(千葉県・千葉市)で2024年1月12日〜14日に開催される「東京オートサロン 2024」の日産ブースで、NISMOロードカーのトークショーを行なうと発表した。

このトークショーは「東京オートサロン 2024」の開催3日間の期間中にNISMOロードカーの開発担当者によるトークショーで、登壇者は、田村宏志ブランドアンバサダー(日産)、川口隆志チーフビークルエンジニア(日産)、長谷川聡チーフビークルエンジニア(日産モータースポーツ&カスタマイズ)。

・NISMOトークショー
日時:1月12日(金)14:00〜14:45
   1月13日(土)14:00〜14:45
   1月14日(日)11:00〜11:45
   
■ 日産・自動車大学校の学生が制作したカスタマイズカーを出展
「東京オートサロン 2024」の日産ブースには日産グループである学校法人日産学園・日産・自動車大学校の学生が製作したカスタマイズカーも出展される。

【東京オートサロン2024】日産 NISMOトークショーや日産自動車大学校の意欲作を展示
(画像=『AUTO PROVE』より 引用)

「ELGLAND GLASSIER」は、日産京都自動車大学校の自動車整備・カスタマイズ科が製作。3世代の家族が使用でき、災害時に悪路を走行することを想定し車高はベース車両のエルグランド(E52)から4cmアップし、ルーフには大型テントも設置している。

【東京オートサロン2024】日産 NISMOトークショーや日産自動車大学校の意欲作を展示
ELGLAND GLASSIER(画像=『AUTO PROVE』より 引用)

フロントは、オフロード感を出すためにエクストレイル(T33)のフェイスを採用し、リヤは一直線のテールランプをあしらい、スタイリッシュな印象に仕上げている。

【東京オートサロン2024】日産 NISMOトークショーや日産自動車大学校の意欲作を展示
SETO(画像=『AUTO PROVE』より 引用)

「SETO」は、日産京都自動車大学校・自動車整備・カスタマイズ科が製作。「過去と現在の架け橋」をコンセプトに、お洒落なカフェや都会のナイトライフをクルマと共に楽しむシーンをイメージしたパイクカーとなっている。

ベース車両のキューブ(Z12)に、ブルーバード(410)のフロントフェイスとテールランプを採用。異なるクルマのフェンダーとボンネットを自然な形でつなぎあわせるため、溶接・パテ造形の調整を何度も繰り返している。ヘッドライトはLEDを取り付けている。

【東京オートサロン2024】日産 NISMOトークショーや日産自動車大学校の意欲作を展示
Adonis SKYLINE(画像=『AUTO PROVE』より 引用)

「Adonis SKYLINE」は、日産愛知自動車大学校・自動車整備・カーボディーマスター科が製作。ターゲットはクルマ好きな20代の男性としている。ベースはスカイライン(ER34)で、スカイラインのボディラインはそのままに、持ち主の充実ライフを表現すべく、5cmワイド化して堂々としたフォルムを実現。製作過程では、ボディラインのゆがみが出ないよう、位置合わせや修正に多くの時間を費やしているという。

また、インテリアはダッシュパネルの表面も変更し、落ち着いた車内空間を演出。ボディカラーは、Adonisホワイトと名付けた学生オリジナルのフレッシュな調色を施している。

提供・AUTO PROVE

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