日本製ウォッチメーカー「KARL-LEIMON(カルレイモン)」が、スポーツスティール腕時計「Majesty(マジェスティ)」の機械式モデル「Majesty AUTOMATIC」の一般販売を開始した。
また、発売イベントとして、オンラインおよびオフラインの取扱店舗にて、購入者に数量限定で専用のラバーストラップをプレゼント中だ。
この機会に同モデルをチェックしてみてはどうだろう。
高騰するスポーツスティールウォッチ
スポーツスティールウォッチは超ハイエンドの時計ブランドが1970年代にスティールを使用して開発した、スポーツウォッチの始まりともいえるクラシカルな時計だ。
立体感を持つ複雑なケース構造のスポーツスティールを当時の技術で作るには、外装を熟練工が手作業で精密に作るしかなく、莫大なコストがかかってしまっていた。そのため、ラグジュアリー・スポーツスティール(ラグスポ)と呼ばれるようになった。
しかし、近年では技術の発達により当時の超ハイエンドブランド級の加工能力がなくても複雑な形状の削り出しが可能になった。それにもかかわらず、スポーツスティールは価格が落ちることなく、むしろ富裕層の圧倒的な支持を得て数百万円から一千万円以上の高価で販売されているものもある。
手の届く価格帯のスポーツスティールの開発
そんな中、同メーカーは現状に疑問を抱き、逆を考えた。「機械式の本格スポーツスティールウォッチをアンダー10万で実現させたい」。
その思いを基に2018年から手の届く価格帯のスポーツスティールの開発を始めた。そして2020年、その第一歩となるクォーツ式のトリプルカレンダームーンフェイズ「Majesty」を発売した。
同メーカーはその後も機械式の本格スポーツスティールをアンダー10万で発売するために、クォリティに妥協しない商品開発とコスト削減を両立させるための試行錯誤を繰り返した。
初代の「Majesty」を発売してからさらに3年間、幾度もサンプルを作り、工法などを工夫しながらクォリティとコストを合わせ、誕生したのが同モデルだ。
妥協のない文字盤
ポリッシュ仕上げの多面ダイヤモンドカットアプライドインデックス、バーティカルブラッシュ仕上げのアプライドロゴ、ミニッツトラックインサイドリングなどによるシンプルなデザイン。妥協のない文字盤の質感と立体的なアクセントで高級感のある仕上げにこだわった。
ブレス一体型
同モデルは、ケースからブレスレットまでトータルで設計・デザインされた「ブレス一体型」。
ベゼルの正面側はブラッシング仕上げ、エッジ部分はポリッシュ仕上げを施すことで高級感を引き出し、ケースとベゼルの間には直線を強調したレイヤーを取り入れることでスポーティさを感じさせる。
また、ケースからブレスレットに繋がるラインにカット面を入れ、滑らかな印象と高級感を足した。曲線、直線、カット面全てが組み合わさって起こす光の反射は高級感を醸し出す。
インターチェンジャブルストラップ採用
インターチェンジャブルストラップとは、ブレス一体型の時計のストラップが工具なしで素手で交換できる仕組み。これによりメタルとラバーのストラップを自由に取り替えられるので、1本の時計でドレッシーな装いにもスポーティな装いにもできる。
日本製ハイビートムーブメント搭載
高性能時計の証である日本製ハイビートムーブメント「cal.9015」「cal.9029」を採用。1時間に28,800回(1秒8回)振動することを意味するハイビートは、秒針の振り幅を小さくし、時計の精度を飛躍的に高める。
時計愛好家なら「Majesty」の機械式モデルを手に入れてほしい。
Majesty AUTOMATIC
アイテム価格:96,800円(税込)~
素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径40mm、厚み9.8mm
重さ:約145g
ガラス:サファイアクリスタル反射防止コーティング
防水性:5気圧
イベント:オンライン・オフライン取扱店舗から数量限定でラバーストラッププレゼントイベント実施中
※商品の取り扱い有無については店舗情報の各店舗へ問い合わせを
(角谷良平)